パノラマグリップ鋼管

NETIS登録番号:KT-220180-A

特殊加工による凹凸を施し付着強度を向上

パノラマグリップ鋼管とは

山岳工法において、小口径長尺フォアパイリングや長尺鏡ボルト等の芯材は、φ76.3mm程度の一般的な鋼管が広く採用されています。
しかし、地山状況によっては、切羽前方地山の拘束力を高めるために、芯材である小口径鋼管と注入材・定着材との付着強度の向上が求められる場合もあります。
そこで、従来からのφ76.3mm鋼管の外周に特殊加工による凹凸を施し付着強度を向上させたパノラマグリップ鋼管を開発しました。

パノラマグリップ鋼管外観

 

施工性

鋼管打設は、従来からの平滑な小口径鋼管と変わりなく、施工サイクルは同等です。
スリット加工を施すことによって、掘削時に鋼管の撤去が可能です。

用途

芯材と注入材・定着材との付着強度が要求される地山に適しています。

  • 長尺鏡ボルト
  • 脚部補強工
  • サイドパイル工

注入材・定着材

用途に応じた最適な注入材・定着材が選択できます。

 

NETIS登録技術です

2022年度に新技術情報提供システムへ登録されました。NETIS登録番号:KT-220180-A

パノラマグリップ鋼管は、トンネルの補助工法に使用する、外周に凹凸を施して付着強度を向上させた鋼管です。従来は一般的な小口径鋼管で対応していました。本技術の活用により、鋼管と注入材等との付着強度が2倍になり切羽前方地山の崩落のリスクが低減できるため、安全性の向上を図ることができます!

 

詳しくはカタログダウンロード、またはお気軽にお問合せください!

カタログダウンロード

このページのカタログとその他カタログを複数ダウンロードされたい方は
下記「まとめてダウンロード」へお進みください。

まとめてダウンロード

このページのカタログのダウンロードを希望される方は
下記フォームより情報を送信していただけますと、カタログがダウンロードできます。