NETIS登録番号:KT-220180-A
特殊加工による凹凸を施し付着強度を向上
山岳工法において、小口径長尺フォアパイリングや長尺鏡ボルト等の芯材は、φ76.3mm程度の一般的な鋼管が広く採用されています。
しかし、地山状況によっては、切羽前方地山の拘束力を高めるために、芯材である小口径鋼管と注入材・定着材との付着強度の向上が求められる場合もあります。
そこで、従来からのφ76.3mm鋼管の外周に特殊加工による凹凸を施し付着強度を向上させたパノラマグリップ鋼管を開発しました。
鋼管打設は、従来からの平滑な小口径鋼管と変わりなく、施工サイクルは同等です。
スリット加工を施すことによって、掘削時に鋼管の撤去が可能です。
芯材と注入材・定着材との付着強度が要求される地山に適しています。
用途に応じた最適な注入材・定着材が選択できます。
名称 | パノラマグリップ鋼管 |
---|---|
外径(mm) | 76.3±0.3 |
内径(mm) | 65.9±0.3 |
引張強さ(N/mm2) | ≧400 |
付着耐力(kN/m) | 300* |
注入材はプレミックスモルタル(材齢24時間、モルタル強度10N/mm2以上)です。
※上記の物性値は室内試験におけるデータです。
※受注生産のため納期の確認をお願いいたします。
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