NETIS登録番号:CB-080032-VE(掲載終了)
2インチ鋼管による多目的切羽補強工
パノラマ工法(φ60.5:MRS)とは、ドリルジャンボにて施工ができ、2インチ鋼管と注入材により地山を先行補強する小口径の切羽安定対策工の一つです。
また、パノラマ工法(φ60.5:MRS)は、フォアポーリング(あるいは鏡ボルト)と小口径注入式長尺先受工法(あるいは長尺鏡ボルト)の中間的な切羽補強工で、簡便で速く安価であることをキーポイントとしました。
をコンセプトに開発した2インチ鋼管による多目的切羽補強工です
MRS鋼管の接続方法は、使用目的に応じて、鋼管どうしのネジ式継手方式と、ジョイントカプラによる接続方式が選択できます。このうち、ジョイントカプラによる接続方式は、ジョイントカプラを強化鋼スリーブとすることで継手部分の強度が飛躍的に向上します。
公的機関にて、ジョイントカプラにて接続されたMRS鋼管(ねじ部)の引張り試験を行った結果、250kN/本以上と高い値が得られています。
引張試験状況
MRS鋼管の定着は、プレミックスされたドライモルタルによりボアホールおよび空隙を充填することで行います。しかし、亀裂が卓越した地山、塑性地山、流動化地山等で切羽の自立が困難な場合は、MRS鋼管周辺の地山改良を目的に、ウレタン系注入材(シリカレジン)、水ガラス系溶液型注入材および懸濁型注入材が適用できます。
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