NETIS登録番号:CB-150001-VE
山岳トンネルで適用される補助工法
AGF-Tk工法は、鋼管設置時に専用の治具を使用して、端末管を中間管から引抜く工法です。
掘削時の端末管切断撤去が不要なため、撤去の衝撃による地山の抜け落ちや周辺の緩みなどの懸念がなく、端末管の再使用もできることから、コスト低減も可能となります。
掘削時の端末管切断撤去が不要なため、撤去の衝撃による地山の抜け落ちや周辺の緩みなどの懸念がなく、端末管の再使用もできることから、コスト低減も可能となります。
AGF-Tk工法は、掘削時に断面内に存在する端末管を撤去する従来型と異なり、鋼管設置時に端末管を前方の管から引抜いて注入改良を行います。
トンネル周辺地山の抜け落ちを低減、端末管の再使用も可能です。
同一断面でAGF-Tk工法・従来型AGF工法を半断面ずつ施工、目視と三次元レーザースキャナにより掘削直後の切羽の状況を観察したところ、AGF-Tk工法は、従来型に比べ掘削時の地山への影響が小さく、抜け落ち量の低減が確認されました。
端末管撤去の衝撃で地山の抜け落ちによる余掘り発生
端末管撤去後の注入による地山改良効果あり
掘削後の切羽の目視確認
三次元レーザースキャナによる形状確認
3次元レーザースキャナを使用して抜け落ち量を比較した結果、1~3基までの合計で、従来型に比べ約53%低減することができました。
AGF-Tk工法では、端末管の4回以上の再使用が可能となるため、産業廃棄物処分量を低減するほか、リサイクルも可能であり、コスト削減にもつながります。
礫主体の粘着力が小さく緩い未固結の盛土地盤内でのトンネル掘削工事。本工法の適用により地山への影響を低減し、抜け落ちを抑制しました。端末管の再利用により産業廃棄物の減量も実現しています。
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