ハイグリップ・メタルバンド

NETIS登録番号:KT-170094-VE

協力会社:日本スプライススリーブ株式会社

優れた施工性と経済性!コンクリートの乾燥・収縮・ひび割れを抑制する補強材

ハイグリップ・メタルバンドとは

「ハイグリップ・メタルバンド」は、溶融亜鉛メッキ鋼板に多数の円孔を設けた安価なひび割れ低減材料であり、既打設部による拘束ひび割れが発生する可能性が高い上部コンクリートの打ち継ぎ部などに適用することで、ひび割れの低減効果が期待できます。

特徴

  • 繊維補強材の約2.7倍の弾性係数となる鋼板を多段配置することで、コンクリートに作用する引張応力を分散・負担し、ひび割れを抑制できる。
  • 経済性に優れている。
  • 三列千鳥配置に設けたφ40mm円孔によってコンクリートと一体性を確保できる。
  • 軽量(260g/m)のため、容易に設置できる。
  • 適度な剛性を持つため、鉄筋との結束箇所が少なく、またコンクリート打設時の押出や変形が小さいので、充填・締固め時に特別な配慮が不要。

ハイグリップ・メタルバンド使用例

結束箇所数は既存の材料に比較して半分以下に!

トンネル覆工(有筋区間)、トンネル覆工(無筋区間)、風力発電基礎、排水機場中壁

ハイグリップ・メタルバンドの取り付け方

コンクリート打設時に「ハイグリップ・メタルバンド」を鉄筋等に結束して使用することで、効率的かつ簡単にひび割れを抑制できます。

  • 取り付け間隔側面は約50cmを標準とし、段数、間隔は施工条件により調整してください。
  • 結束は、側面40cm以内の間隔で、上下千鳥に結束してください。
  • 鉄筋等に結束する際、「ハイグリップ・メタルバンド」にたるみが生じないように結束してください。
  • 重ね部分長さは13cm(幅相当)とし、対角に2ヵ所以上結束してください。
  • 開口部周辺などでは設置間隔を小さくして補強してください。

※側面に使用する場合重ね部分を13cmにし、40cm間隔で結束してください。

ハイグリップ・メタルバンドの試験結果

コンクリートの乾燥収縮時の変形を拘束し、強制的にひび割れを発生させて、その発生日数を把握する試験(JIS A 1151:2011に準拠)

拘束されたコンクリートの乾燥収縮ひび割れ試験結果

割裂引張試験

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